聖書のあらすじ

人によって、「どのくらいの細かさのあらすじが、事前に知りたいのか?」が違うと思うので、レベルごとに分けています。
聖書資料館ブログに、プリント用原稿があります。学びにどうぞ。


あらすじレベル1 音声や動画はこちら。

旧約聖書  神による世界の創造から、
「アブラハムの子孫を大いに増やし土地を与える」という、神とアブラハムとの約束の成就、
その子孫であるイスラエル民族の歴史の話。
新約聖書  旧約で預言されていた、神の救い主イエス様が到来し、十字架刑で死に、3日後に復活します。
これを、自分の罪のための身代わり、あがないだと信じる者は神の御前で救われ、永遠の命を与えられます。
この知らせを託した、弟子たちによる宣教、
そして、今の天地は滅び、救われた人には、新しい世界の到来、
救われていない人は、永遠に火で焼かれてしまう、という終末預言があります。

あらすじレベル2 音声や動画はこちら

・旧約聖書あらすじ
 神様が、この世界のすべてを造られた。
造られた人は、神の園で暮らすが、 蛇にそそのかされ、神が「食べてはいけない。食べたら死ぬ」と言われた 善悪の知識の実を食べてしまった。
 そのため、地が呪われ、食糧を得る苦労と、死と、出産の苦しみが生じた。 人は、園から追放された。
 神様の祝福どおり、人が地に増えると、神様は、アブラハムという男と、 ある約束をします。
「アブラハムの子孫を増やし、アブラハムは多くの国民の父祖になる。そして、彼らに約束した土地を与える」と。

 アブラハムの子孫は、イスラエルという名で呼ばれた。
 イスラエル民族は、エジプトでさらに増え、奴隷にさせられた。
神の御告げを受けたモーセが、エジプトから民を連れ出し、約束の地を目指す。
 民は約束の地に住み、王国を建て、ダビデ王、ソロモン王の時代に繁栄した。
しかし、神から離れた王国は、北と南に分裂し、やがて、他国に滅ぼされた。
 民は、捕囚として連行されたが、「再び故郷に帰れる」と預言者たちが励まし、 その預言が成就する。
さらに、預言者たちにより、神の救い主が来ると語られ、 民は、神の救い主を、待ち望んでいた。
・新約聖書あらすじ
 イエスという神の救い主が、預言どおり、地上に誕生した。 イエスは、癒しや奇跡を行い、神のことを教え、常に周囲に群衆が集まった。
 イエスは、「十字架刑で死んで、三日目に復活する」と、あらかじめ予告され、その通りに成った。
イエス様が、自分の罪の代価となって死んで、復活されたことを受け入れ、 神の前に、悪を悔い改める人々は、神の子供になり、神に受け入れられる。」

 この事を受け入れ、告白する人たちは、神の前に罪がゆるされ、 死後は、天国(神の国)で永遠に生きるという、永遠の命を持ちます。
 しかし、受け入れなかった人々は、神の救いを得ることができず、 死後は、永遠に燃える火の中へ行ってしまいます。

 イエス様は、十字架刑の死から三日目に復活され、弟子たちに、 聖霊、神の霊を送ると約束されました。
そして、弟子たちの前で、天に上られました。
 やがて、再び、地上に来られ、その時は、再臨と言う、裁きの時になります。

 弟子たちは、イエスに言われたとおり、聖霊(神の霊)を授かり、神の力が伴って、各地で宣教をして、信徒たちが増加した。
一方、迫害や偽教師、異端なども起きた。
 弟子のヨハネは、迫害でパトモス島に島送りの刑にされ、そこで神から、 終末、新しい天地などの啓示を授かった。
やがて、今の天地は滅び、新しい世界が到来し、
救われた人は、神の都で、神様と共に永遠に住みますが、
救われていない人は、永遠に、火で焼かれるという滅びです。

あらすじレベル3



inserted by FC2 system