・12月

ハヌカ祭(宮清めの祭)、光の祭
ユダヤ暦キスレブ月の25日から8日間

・祭の由来
聖書の旧約外典マカベヤ記がもとで、
ギリシア軍に占領され、ユダヤ教禁止令が出され、エルサレム神殿にゼウス像を置かれ、
奮起して奪還し、像を取り去って宮を潔めた。
この時、神殿に聖なる燭台用の特別なオリーブ油が1日分しか残ってなく、
その燭台の火が奇跡的に8日間燃えたことが由来です。


この出来事がなければ、ユダヤ教もイスラム教もキリスト教もなかったかも知れない・・という出来事です。
イエス様ご自身もこの日に宮に行っているので、参加されていたようです。
「そのころ、エルサレムで、宮きよめの祭りがあった。時は冬であった。
イエスは宮の中で、ソロモンの廊を歩いておられた。」
(ヨハネ10章22−23節)

・やり方
最初の夕方日没にハニキヤ(ハヌカ・メノラー)と呼ばれる8本の燭台の一本目にろうそくを灯す。
(普通のメノラーは7本ですが、ハヌキヤは、左右4本で、真ん中に種火(シャマシュ)があるので、9本の燭台)
燭台なくても、普通のろうそくでやったり、
火が危なければ、電気ろうそくがあります。

それから祈りをし、油を使った料理を食べる。油の祭なので、油にちなんだもの、揚げパンやポテトが食べられる。
それを8日行う。

1日目は1本のローソクと種火で2本立てる、
2日目は2本のローソクと種火で3本、
3日目は3本のローソクと種火で4本、
4日目は4本のローソクと種火で5本、
5日目は5本のローソクと種火で6本、
6日目は6本のローソクと種火で7本、
7日目は7本のローソクと種火で8本、
8日目は8本のローソクと種火で9本
ローソクは右から立てていき、火を灯すのは左から順番につけます。



天皇誕生日 12月23日

祝日で休みなので、この日にクリスマス会をする教会が多いです。
天皇の誕生日なので、天皇のためにとりなし祈る時間を持ちましょう。

12月24日、25日
クリスマス

24日がイブ(前夜)です。

キリストの誕生を祝う日で、
実際はこの日に生まれてないのは有名な話です。
もともと太陽神の祭がこの日だったので、「義の太陽」であるキリストの記念日にした、
という事らしいです。
本当の誕生日は、仮庵祭あたりの9月くらいでは?と言われています。


この日は、教会に行こうか?と思いやすいです。
教会ではクリスマス礼拝、クリスマス会が行われます。

・クリスマス礼拝日
クリスマス礼拝は、たいていクリスマス当日が日曜でなければ
近い前の週の日曜に行うことが多いです。
クリスマス当日が平日でも、クリスマス礼拝をする教会もあります。
大人のクリスマス会は、23日に行うことが多いです。
子供クリスマスは、12月の上旬の土曜にやったりします。

 基本的に祭は、教会内の身内だけの祝いとせず、
むしろ外に出て行って、伝道的要素を強くして、ホールとか借りて、
通りすがりの人も無料で見れたり参加できたりするといいですね。
看板などを立てて、「入退場自由です。無料で見れます」と書いてあるとわかりやすいです。
一回入ると出れないんじゃないか?という恐れは、意外とあるものです。


12月31日 大晦日
年越の祓(としこしのはらえ)。 輪くぐり祭。
犯した罪や穢れを除き去る除災行事。

除夜の鐘、年越しそば、カウントダウンイベントなどが世間では行われます。


教会で、そばを振舞って人を集めましょう。
未信者の方も楽しく気軽に参加できるようにしてほしいです。
108の煩悩をはらうと言われる除夜の鐘の流れている間は、賛美時間にしてみましょう。
年末は歌手のコンサートが多く行われますが、
そばを食べて、会衆賛美して、カウントダウンでいいと思います。



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