・本当は、誕生した日ではなく、誕生を祝う日

さむーい冬に、羊を飼っている羊飼い・・貧しいから可哀想だけど、こういう仕事なのね!、
そして、寒い中、飼い葉おけに寝かされている赤子イエス様・・・
なんだかとても貧相でわびしくて、冬の冷たさがよりいっそう響きます!
・・というような日曜学校のメッセージや、普通の教会のお話や絵本があったりします。

でも、イエス様の誕生日は、実際は、9月くらいの仮庵祭あたりでは?と言われています。
 1993年9月15日イギリスの天文学者D・ヒューズによると、聖書中の天文現象の記述から、イエスの誕生日は紀元前7年9月15日とする説を発表しております。
羊飼いの記述も、羊を放牧するのは、4月から9月の間で、冬の寒い時期は小屋に入れて外に出さないそうです。
そうすると、夜中の羊の見張りを行ったのは、4月から9月までの間という事になります。
ただ、これも1説に過ぎず、結局のところ、2千年前のその場面の人物が今、いるわけではないので、すべて、憶測になります。

 誕生日がわからないので、もとは太陽神の祭の日が、クリスマスになりました。
なので、「生まれた日」ではなく、「生まれたことを祝う、誕生を祝う日」が正解です。

ついでに、飼葉桶というのは、絵でよく木製の桶が描かれていますが、土地柄、岩をくり抜いた、岩の飼葉桶です。
馬小屋と言う教師もいますが、馬は貴重なので、普通に家畜のようです。
小屋は仮庵であった、とか、岩の洞窟であった等、説があります。


・祝わなくていいのか?

では、「本当の生まれた日じゃないから祝わなくていい」とか、教会では、クリスマスやらない、という所もあるようです。
やるかやらないか?は、各教会、個人で祈り、神様に導きを求められるのが良いでしょう。

私の考えだとせっかく、日本の文化に唯一、受け入れらたキリスト教的要素なので、無にするのは、もったいないと思います。
年末で、太陽が沈むのが早く、暗くなってくる時期に、クリスマスの明かりは、希望があって、とても暖かくて、いいお祭です。賛美歌が町で流れて、お正月よりもハッピーな気持ちです。「暗闇に光」という印象が、ハヌカ祭のようでもあり、福音を伝えるのに良いチャンスです。「世の光祭」ですね。

うちの家族も、いくら伝道しても聞いてくれず、関心ない状態でしたが、こっそり、どこかの教会のクリスマス会に参加していたと聞き、驚きました。そういう事もあり、福音が聴きやすくなる、良い機会です。クリスマスで、福音を聞く人って多いと思います。


・西暦の間違い


西暦は、イエス様の生まれた年から数えるキリスト紀元で、
紀元前のBCは、英語のBEFORE CHRIST キリスト誕生前、
紀元後のADは、ラテン語ANNNO DOMINI 主の年のという意味。
イエス・キリストが誕生した年を基準にして、紀元前、紀元後に、分かれています。

もとは、教皇ヨハネス1世の命令で、6世紀のローマの修道院長ディオニシウス・エクシグウスという人が、イエス様の誕生年を算出しましたが、誤差があると言われています。
エクシグウスは『ルカ福音書』で、第2ローマ皇帝ティベリウス治世15年に「イエスが30歳」という記述から、ローマ建設紀元754年に、イエスが生まれたことになると計算し、キリスト紀元を出しました。
しかし、そうすると、ヘロデ王は、イエス様が生まれる4年前(ローマ建設紀元750年)に亡くなっており、計算が合いません。

イエス様の誕生した時は、ローマ皇帝アウグストゥス(BC27〜AD14)の住民登録の勅令の年、キリニウスがシリア州の総督の時に行われた最初のもので、ここからローマ帝国時代の歴史記録などを研究して、イエス様の誕生は紀元前(BC)7年から紀元前(BC)4年の間という説もあります。

 いつ生まれたのか?は諸説があり、確定されていません。歴史のことは、「これが正解!」と言われていても、後にくつがえる事がよくあるので、難しいところです。
結局、正確なことは、神のみしか、ご存知ありません。

ちなみに、聖書に記述されている年数だけで、計算すると、BC5年になっています。詳しく知りたい方は、年表のページをどうぞ。





inserted by FC2 system