・教会のおもてなし

昔、オリンピック招致で、「おもてなし」という言葉が脚光を浴びた。
日本人は「おもてなし」文化だと言う。

じゃあ、教会のおもてなしは?
何ができるのか?

聖書でも、「旅人をもてなす」という教えがあります。
使徒たちも、それを大事なこととして、初期教会の弟子たちに教えの継承をしました。

私がクリスチャンでなかった幼い頃の思い出に、
盆踊りが残っています。
なぜかというと、盆踊り会場で出される、「キンキンに冷えた麦茶」が印象深かったです。
鉄のコップに入って配られていました。
それ目当てで多くの人が行っていました。(子供たちは特に・・。)
今思うと、屋外なのに、よく冷えていたなぁと関心します。

教会でも、「無料で冷たい麦茶飲み放題!」とかポスターを出しておけば、
夏は涼みに人が来ると思います。冬は温かいお茶がいいですね。
飲み放題でなくても1杯どうぞくらいでいいかも。
教会を不在にする時や忙しい時は、ポスターは外すという感じで。

買い物やなにかの休憩に、くつろげる場所とお茶1杯提供すると、
印象に残りやすいと思います。

そこですかさず、世間話から、伝道かトラクト渡すか、祈ってあげるか、礼拝に誘う等のチャンスが生じます。


・不在教会にしない。

教会には、常に誰かがいるようにしたほうが良いです。
私も教会でよく一人で祈ってたりしましたが、意外と電話がかかってきたりします。
未信者さんからの問い合わせだったり・・。
教会に訪問してくる人もいます。
女性一人では危険かも知れないので、複数の人が常に居れたら良いです。
または出入りが多いとか。
近所の人たちを巻き込んで、出入りが多いと良いかもしれません。

一番いいのは、牧師か献身者か、スタッフさんが住んでしまうことです。

で、だれかが常にいるようにして、上記のお茶を出してあげたり、
話をしたり、話を聞いてあげたり、祈ってあげたり、伝道したりできるといいと思います。
牧師は仕事でいないかもしれないので、
事務スタッフなどが、それにあたるかもしれません。
牧師の代わりになれるくらいの力量のあるスタッフがいると、かなり発展するんじゃないでしょうか?
「背中は俺が守る!」的な存在です。


・謙虚な牧師の対応

スタッフでなく、牧師がお茶を出したほうが好感度アップです。
牧師は態度が高いイメージで、坊さんは低いイメージが世間的に持たれてしまっています。
目線的に、牧師は上、坊さんは下にいるイメージです。

なぜかというと、まず挨拶からして、違います。
牧師は挨拶の時、あまり頭を下げません。ピョコンと少しだけです。相手の顔をしっかりと見てるせいかもしれません。
相手の顔を見ながらだと、頭があまり下がりません。
でも、坊さんって、深々とゆっくり、丁寧に目線を下にしてお辞儀をしてくれます。
これだけでもだいぶ、印象に差が出てしまいます。
坊さんはお茶を出してくれて、話を聞いてくれそうなイメージがありますが、
牧師さんはさっさといなくなってしまうイメージがあります。

そういう世間的な印象を打破するためにも、一番下のしもべの自覚を持って、
皆に仕える、どんなことでもする!という謙虚な気持ちを持って接して、
世間的な牧師のイメージが向上すると良いですね。

坊さんは世間的な好感度が高いのは、やはり彼らの謙虚な態度のイメージだと思います。
いろいろその姿勢は学べるはずです。
牧師VS坊さん・・頑張ってください!
関係ないけれど、・・・両方とも「ぼ」がつきますね。



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