現代教会の抱える諸問題


各国や時代などにより、問題は異なります。
ここのページでは、日本の現代教会の抱える諸問題を提示し、
ヨセフのように備えて、回避できるようにと願うものです。

・高齢化社会
なんといっても、この問題は目に見えています。
高齢化社会になると、何が起きるのか?
現在も増えているでしょうが、これから、さらに高齢化が進むとニュースでもやっています。

人手不足・・奉仕者、そして、教会員の減少です。
高齢者に対応している教会なら、その備えは、多少なりともできていることでしょう。
大きな字の歌詞カードや、高齢者が歌いやすい賛美など。
しかし、足腰が弱く、通えなくなる人が多くなる可能性があります。
各所に献身者を派遣することは、厳しいでしょう。

そうすると、家の教会の重要性が増します。
信仰的に自立した信徒を育て、近場の方たちで集まり、
大きなケアが必要ならば、献身者を呼ぶ・・など。

さらに、お金の問題も厳しくなるでしょう。
お金のかからない施設つくり、
お金のかからないシステム作りをしておいたほうが良いでしょう。

・教えの混乱
聖書の教えが、牧師によって、いろいろ異なっているのは、皆さんご存知でしょう。
異言1つにしても、預言にしても、携挙や再臨にしても、いろいろ異なります。

長い時代を経て、不透明になってしまっているのは仕方がないでしょう。
それは、お互いに、真理を追究して、答えを見つけるべきです。
異なる意見は、初期教会でもありましたから、そのくらいで異端扱いはされませんでした。

異端扱いをする時は、その人が、「神」、「キリスト」、「聖霊」だ、などと名乗ったり、
イエス様の受肉否定をしたりなど、神に関することで、異なる場合は、異端です。
あとは、よっぽど何か、おかしくなければ・・。

あと、信徒たちが、何を学ばなければいけないのか?
それは、信仰の自立です。
今は平和だからいいけど、いつ豹変して、迫害が始まるか?わかりませんよ?

ダメにするような教育や教えが多くみえます。
ありがちなのが、「自分で祈らない」、神と自分の間に、牧師かリーダーが常に立ってしまう状態・・。
だから、祈りもしない、聖書も読まない。(時間がない・・というのとは別で)
一人でも、最後まで信仰生活が送れるよに、教育するのが、弟子化・・教会の使命の1つです。

・信徒の信仰の自立を教えていない
上記にもチラッと書いたけれど、信徒の信仰が自立できるように、教えている教会が、
あまり無いように見えます。
日本は教会が少ないし、無い地域もあります!
さらに高齢化となれば、通える範囲は、かなり狭くなります。
町内会か神社のように、各地域、1こずつないといけないかも知れません。
ある程度、年数が経ったら、もう、自分の地域を開拓するようにさせるのが、
イエス様の宣教命令の実行に近いのではないでしょうか?
イエス様の弟子たちは、3年ほどでしたから、
3年したら、一人でも信仰生活を送れるような、立派なクリスチャンになっているように、教えられると良いと思います。

カルト化や支配階級、強要〜信徒を守る教会に〜
聖書の教えを使って、自分に都合の良いように使用するのは問題です。

たとえば、「従え」、「すべてを捧げなさい」で、お金をまきあげたり・・。
これらは、暴力行為です。普通に、事件になります。
教師は模範となるべきものですから、それを求めるならば、
まず、教師がそのようにすべきです。
でも、教師がしたからといって、する必要はありませんが。
それで、そうしたいと思ったら、そうすれば良いし、特に・・なら、する必要はなく、きっぱり断るべきです。

曖昧な返事は、よくありません。
支配傾向の人は(・・詐欺師の手段ですが)、曖昧な返事につけこみ、カモだと思われてしまいます。
きっぱりと、いやです、と、「反抗的」と言われようが、「したくない」、「できないものはできない」と伝えないと、
ズルズルと、カモられます。
悪者扱いされようが、何と言われようが、断ります。
・・っていうか、そこまで来たら、もう脅迫されてるレベルです。
本当に良いクリスチャンなら、相手を悪者扱いしません!
主イエスは、「愛しなさい!」と教えたのですから!
「悪者にも良くしてくださる父神」では、ありませんか?
彼らが、「悪者」だと言うなら、じゃあ、彼らは、その「悪者」を、良く扱わないといけません。祝福しないといけません。

そのような教会は、クリスチャンになりたての時から、御言葉を使って、洗脳する教育がされます。
信徒を悲しませる教会にしないように。
ここは、「牧師を悲しませないように」とよく言われますが、「信徒を悲しませないように」という逆は聞いたこと無いです。
しもべを打ち叩いていたら、どうなるのでしょう?それを見られている主は、何と言われるでしょう?
牧師は、リーダーだから、ある程度、思い通りにできます。
でも、信徒はそうでなく、何かあったら、無言で去るでしょう。たいてい、教会員は牧師の味方になります。
そこは、「牧師の教会」であって、「信徒の教会」ではないからです。泣き寝入りですね。
牧師は保護されやすいが、信徒は保護されにくい。

牧師も大変なのは、わかります。しかし、奉仕者もいて、チームでやっていることが多く、
そのぶん、保護してもらえます。でも、羊はそうじゃない。羊は、迷い出ます。
本当の牧者は、羊のために、命を捨てます。
気にかけないのは、ただの雇い人の牧者です。主の心を知りません。

・罪
教会の献身者の弱点になりやすいところは、
1、金などの富
2、性的不品行・・または姦淫
3、支配欲の高ぶり、
が、3大要素でしょうか。

この辺は、リーダーの項目で語りますが、基本的に、そういう人を選ばないことが大事です。
あとは、防御柵を張り巡らせておくことです。


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