プリム(くじ)祭
アダルの月14日(2-3月ごろ)
前日の13日は断食、14日は祝い、
15日はシュシャン・プリムで、シュシャンでは2日間行われた。

・由来
旧約聖書エステル記が由来。
ハマンという宦官がユダヤ人を抹殺するために、くじを引いてその日を決めたが、
当時の王妃エステルがユダヤ人であったため、
エステルが王に願い出て、
逆にハマンとその一家、そしてユダヤ人の敵が滅んだ。

13日の前日は断食
「王の許可なく近づく者は死刑」という命令を犯して、王妃が王に直訴して、
民族を救おうとした時に、民も王妃も断食をしたからです。

・14日
 プリムの日の夜と翌日の朝、会堂に集まり、エステル記を朗読する。
仮装をし、騒音を立てる道具を持ってくる。
朗読時に「ハマン」の名が出ると、楽器や足踏みで大きな騒音を立ててその名が聞こえないようにする。
「ハマン」の名は約60回登場する。

仮装パーティーがあり、町を歩いたりする。
仮装はエステル記とは関係ない仮装が多く、いろいろのようです。

ハマンの耳、ハマンのポケットと呼ばれる、
三角形のお菓子を近所に配ったり、食べたりします。
小麦粉、砂糖、マーガリンで生地を作り、中にジャムやチョコレートを入れて、三角形に包んで焼いたお菓子。



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