・「祭」

地域イベント・・要するに「祭り」ですよね。
地元では、夏に、神社の神輿や山車が町内を練り歩く祭があります。
朝から晩までピーヒャラ、ピーヒャラ笛がうるさいくらいです。
盆踊りもあります。
夏以外にも、祭はありますよね。

そういうのをすると、やはり地元に知られます。
「ここのヌシは○○だ!」と神を布告し、知らしめる行為です。
毎年、忠実にいろんな事を行いますから、知られます。
参加者も一般から募集します。

教会もなにか、地元をくるんだ礼拝行為を、
地元の一般からも参加を募集して行って、
主の名をその地に知らせ、輝かせて欲しいです。
幼稚、小、中、高校の吹奏楽などを依頼したり。


町内会は、何も言わずに、町内会費とともに神社のお金を集めてくれます。
そういうのも、地域で祭りをする教会には、
やってもらってはどうでしょうか?

よく教会で見かける、だれだれのコンサートなどは、地域イベントではありません。
小規模なので、身内イベント、個人イベントです。
全然、地域をひっくるめてません。
バザーも、バザーだけで、礼拝行為が無ければ、教会の地域イベントとは言い難いです。
せっかくなので、礼拝に気軽に参加できる機会にして欲しいものです。

しかし、宗教行事で強力なのが、やっぱり「祭り」です。


祭の日の喜びの声を知る民はさいわいです。
主よ、彼らはみ顔の光のなかを歩み、
ひねもす、み名によって喜び、
あなたの義をほめたたえます。

詩篇89:15-16

日本を主のものとしたければ、「祭り」を押さえないといけません。
祭りのページでも書いたとおり、日本人は祭り好きです。
まぁ、どこの土地の人もそうかも知れませんが・・。

日本には、四季があります。
季節ごとに風流を感じたいのが、日本人です。
自然の移り変わり、時の移り変わり、出来事を感じたいのです。


そういう節目、節目にあるのが、「日本の祭り」です。
是非、その「季節や時や出来事の移り変わり」を、
神とともに過ごし、日本人に大事にしてもらいたい
・・と思いませんか?

四季折々のイベント、祭りを行ってください。

問題なのが、教会が、1つの礼拝方法しか知らない・・という事です。
型にはまった、形式通りの礼拝しかできないのが、死んだ日本の教会の特徴です。
聖書の祭にも、いろんなものがあります。。

神社仏閣は、上手に礼拝をしている。異教なのに、教会よりも礼拝というものが上手です。
それに引き換え、日本の教会は、外国から伝道された、言われたとおりのやり方しかできません。
応用ができない。自分の心から、礼拝を捧げることができない。

最近は、旧約聖書の祭の追体験をする教会が、増えています。

祭りっぽい礼拝方法は、
例えば、奏楽が始まって、ダンスの賜物のある人が、美麗な衣装を着てダンスで礼拝をする・・という方法です。
祭りとダンスって欠かせないですね。
ダンスで、パレードもできます。
日本の阿波踊りも、そうです。たいてい、地元の昔のダンスでパレードしてるでしょう。
賛美ダンスを教えて、皆で踊って、パレードでも良いでしょう。
曲は歌が無くても良いでしょう。
音の高い笛と、太鼓・・。

これだけでも立派な礼拝行為です。

一時期、日本の祭り、宗教行事に、若者離れがあったはずですが、
今は、それがなくなっているように思えます。

現代人は、コスプレなど、華美な衣装が好きです。
祭りの衣装も、いつの間にか、ダサかったのが、きらびやかです。
ハロウィンも、ゴスロリ調の衣装です。
祭りという名目で、正統的に、公にコスプレができるので、恥ずかしくない、
皆やっている、違う一面が見れる、話題性がある、皆で奇抜な衣装を着ることで盛り上がれる・・・
という具合でしょうか。
衣装で礼拝する、祭儀服・・という感性や情緒が、日本にはあるのかも。
クリスチャン、キリスト教というと、クリスマスに、てるてる坊主みたいな、のベーっとした、
聖歌隊ガウンを羽織って、キャロリングしてたりもしますが・・。
圧倒的に、差が出てしまっています。
なにかキリスト教の祭儀服的な、象徴的な素敵な衣装があると良いでしょう。

ただ、感性が違ってしまう(要するに、ダサイ、おかしい)と、だれも惹きつけないでしょう。
衣装で、証しできる、神の栄光を現せるものがあると良いですね。


お寺は、本当に地元に貢献しています。
小学校のチラシでも「お坊さんと遊ぼう」、「夏休みに、お寺に泊まろう」という企画や、
「お囃子の練習」を募集しているのを見かけます。
「お坊さんと遊ぼう」は、お寺で座禅をしたり、寺の散歩などをするそうです。
宗教者マラソンというのを、提案したりもしたそうです。
どうも、お寺のお坊さんの地元貢献の企画力と、
牧師の企画力は、かなりの差が開いています。



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