自殺について

ヨナ
4:3それで 主よ、どうぞ 今 わたしの命をとってください。
わたしにとっては、生きるよりも 死ぬ方が ましだからです」。
 4:4主は言われた、
「あなたの怒るのは、よいことであろうか」。  

4:6時に 主なる神は、ヨナを 暑さの苦痛から救うために、とうごまを備えて、それを育て、
ヨナの頭の上に 日陰を設けた。ヨナは このとうごまを 非常に喜んだ。
 4:7ところが 神は 翌日の夜明けに 虫を備えて、そのとうごまを かませられたので、それは枯れた。
4:8やがて太陽が出たとき、神が暑い東風を備え、また太陽が ヨナの頭を照したので、ヨナは弱りはて、死ぬことを願って言った、
「生きるよりも 死ぬ方が わたしには ましだ」。
 4:9しかし 神は ヨナに言われた、
「とうごまのために あなたの怒るのは よくない」。


ヨナは、神に「死にたい」と言います。
しかし、神は「それはよいことか?」と、何度もたしなめ、わからせようとします。

親が、子供から「死にたい」と言われたら、どんな気持ちがするでしょう?
私たちが神様に「死にたい」と言うのは、それと同じように、悲しい思いをさせます。
私も親ですが、もし、子供からそんな事を言われたとしたら、ショックで悲しいです。
本人以上に悲しむでしょう。

子供としては、親に養ってもらって、普通に飲み食いして生活して成長してきたでしょう。
しかし、親は長い年月、辛さを乗り越え、ずっと子供のために働き、世話をして、大事にして、つまり、愛してきました。
本人以上に、その子供本人を愛しているし、常に、心も労力も注いできました。
(問題のある家庭でなく、普通の家庭の場合・・ですが。)
親でないと、その気持ちはまだわからないかも知れませんが・・。

ヨナ
 4:10主は 言われた、
「あなたは労せず、育てず、一夜に生じて、一夜に滅びた このとうごまをさえ、惜しんでいる。
4:11まして わたしは十二万あまりの、右左をわきまえない人々と、あまたの家畜とのいる この大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」。

親でなくても、似たような心境をあげるとしたら、ペットを失った時でしょう。
ペットがいなくなってしまった時、死んでしまった時、幼心にもすごく悲しいです。
眺めては、可愛くて、散歩もして、食べ物や飲み物を与え、遊んで、見ているだけでも可愛い存在です。

ルカ
3:38エノス、セツ、アダム、そして 神にいたる。

神様は、私たちの「お父さん」、父です。
人類(アダム)を造られたのが、神だからです。
神は全能ですから、人間の親以上に、絶え間なく、私たちの事を気にかけておられます。
その神様にとって、「死にたい」と人間が願うというのは、どれほどの悲しみでしょうか?

人生には、悲しいこともあります。
しかし、神様のそばにいて、あなたが守られることが重要です。

私も自殺を神様から止められた事があります。
「環境が悪い=自分がいなくなれば良い」という発想、または問題では無いです。
可能であれば、環境を変えれば良いでしょう。
または、プライドを捨てて、誰か、多くの人に助けを求めれば解決する事もあります。
または、時期が来るまで耐える・・耐える力を神様が与えてくださり、
その間につちかわれた信仰や忍耐力が宝、品性となって身について、あなたを形成するでしょう。

ただ、神様のそばにいて、あなたが守られることが重要です。


 


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