〜 カウンセリングは効果があるのか? 〜

「カウンセリングが必要か?」というと、答えは、「効果があれば、必要だ」と言えるでしょう。

私がいろいろ聞いた話では、効果が無い話だらけです。
逆に効果があった・・というのは、聞いたことがないです。

普通の精神科だと、ただ薬づけにされるだけ・・という話をよく聞きます。
別によくもならないので、時間とともに自然にフェードアウトというパターンです。

キリスト教界でも、カウンセリングがあったりしますが、
逆に、精神的にズタズタにされた、とか、
カウンセリングセミナーなどの受講を勧められて、
高額な費用を失ったとか聞きます。
教会などの場合、金儲け主義の所は、やめたほうが良いでしょう。
「金を取って教える」というのは、聖書に書いてある悪い教師です。
普通に教会に行くと、話を聞いてくれる牧師もいます。
もちろん、無料です。


カウンセリングの基本は、聞くだけです。
それなら、友人にもできます。
聞いて欲しいだけなら、無料の電話相談とか、
いろいろありますよね。

カウンセリングを受ける人で、聞いてもらうだけ・・を求めている人って、実は少なく、
知恵や解決を求めていたりします。

悩みや問題の解決、心の処理、受け取り方・・ですね。
中には、カウンセリングに行ける状態でない人もいます

そういう具体的な事を提示して欲しい場合は、
聞いてもらうだけでは、実際のその人が求めている効果は得られません

、「効果のない、お金だけを取るカウンセリング」よりも、
むしろ、「効果的な、解決を得れる所」を探したほうが良いです。
カウンセリングという名称に騙され、安易に惑わされず、
解決できる所を、的を射て、探してください。

カウンセリングする側の基本は、
体の領域の話や性的な話になる場合は、異性ではなく、同性が担当したほうが良いです。
あと、干渉しすぎない、自分でやらせること。

・カウンセリングに何を求めるのか?


・話を聞いて欲しい場合
これだったら、カウンセラーでなくても、だれにでもできます。
お金も払う必要なく、そういう無料相談の電話もあります。
一番いいのは友人です。
自殺する人が、現地に行って見回りの人に声をかけられ、話をすると、
自殺をやめる・・と言います。
意外と、話をしただけでスッキリした・・という事はあります。
これはお金を取るレベルのカウンセリングではありません。
このレベルでお金を取ろうとするなら、無料で親切に話を聞いてくれる人を探したほうが良いです。


・具体的な対策が欲しい場合、
これは、同じ境遇の人や、経験者に話を聞いたり、相談したほうが良いです。
例えば、「うちの自閉症の子のことで」という場合、
支援団体や同じ境遇の先輩ママに相談したほうが教えてもらえます。
健常児の家庭に相談しても、わかってもらえません。
「仕事のことでクビになりそう」なら、その職業の人、または
いろんな職業を知っていて情報の広い人に相談したほうが良いでしょう。

トラウマなども、やはり経験者、同じ境遇の人同士で話すことが一番効果があります。
話す人が多い方がいいかもしれない。
本人が納得できる形で処理できたら、乗り越えた事になります。


・薬が欲しい場合

よく、「夜寝れないので、心の病気だ。睡眠薬が欲しい」と言うような人がいると聞きます。
薬は病院でもらうしかないですが、薬に頼って欲しくないです。
クセになるし、睡眠薬は将来ボケる、脳が劣化する・・というのを、
TVの特集で見たことがあります。

寝れない時は誰にでもあるでしょう。
季節の変わり目は、寝にくいとも言います。
寝れない時は、無理に寝ないで、起きていて、
違う時間に寝れるなら、それで良いと思います。
ずっと起きていても、翌日か翌々日には、寝れるでしょう。

仕事している場合は、寝れなくても横になる習慣をつけ、体をできるだけ休めると良いと思います。
なにが引っかかって寝れないか?とか、原因がわかるなら、
その解決をしたほうが良いです。

知り合いで「不眠症だから」といって、睡眠薬をもらい、
夜9時に寝て、翌日の昼間に起きる・・という生活をしている人がいました。
そりゃあ昼間、そんなに寝てたら夜寝れなくなるのは当然です。
寝過ぎです。家族もなく、仕事をしてる人ではないので、
薬によらないで、寝る訓練ができると思います。

精神科は、病名をつけて薬を出すのが仕事で、相談は受けない・・という方針だそうです。

精神を落ち着かせる薬・・というのもあるようですが、
できれば、早めに自分でコントロールするようにしないと、
依存になってしまいます。
色彩や音楽、環境(物の配置)だけでも、精神的に効果を及ぼしたりしますので、
うまく活用できるなら、環境を変えるのもありです。

なぜ、その薬が必要なのか?その原因を突き止める必要があります。
似た境遇の経験者の話を聞いたり読んだりしたり、
自分で共鳴する部分はどこなのか?自覚できると良いでしょう。
そのように自分で原因を探すことができます。
クリスチャンであれば、祈って示されたり・・はあるでしょう。

聞いて欲しい場合は、病院では対応してないようです。
精神病棟は、体験者の話によると凄まじい所のようですので、
行かなくて済むなら、行かない方が良いと思われます。

・どんな人にカンセリングしてほしいか?
意外と、カウンセリングは泣き寝入りが多く、
成果があるというのは少ない世界ですから、
金ばっかり要求してくる所や、
やる気のない時間稼ぎの所には引っかからないようにしましょう。
自分の助けにならないと思ったら、すぐ、そこはやめたほうが良いです。

・相性

基本的ですが、男→男、女→女の
同性同士のほうが安全で、話しやすいです
共感でき、心も開きやすいです。
たまに男性で、男性恐怖症がいたりしますので、
その場合は女性が対応しても良いと思います。
女性1人での対応は危険でしょうね。

生理的な相性、性格的な相性も見ましょう。
自分にとって、好感の持てる先生かどうか?、
なにか受付けない、嫌いな部分があると、話せない、心開けず、うわっつらの話になってしまいます。

カウンセラー、依頼者の立場は、利用されやすいものです。
強弱関係になるからです。
「自分の下につけたがる」
「自分を崇拝させたがる」タイプはやめたほうが良いでしょう。
上下関係になってしまったら、カウンセリングではなく、もはや説得・・。
そうでなく、話しやすさ、フレンドリーさがあると良いですね。
威圧的でなく、低姿勢な人が良いと思います。

あと、カウンセリングもカルト性質のあることですが、
ちゃんと境界線を持っている人が良いです。


・能力

専門家とか、どこどこを受講して資格があると言われても、
医者に上手いヘタがあるように、差があります。
評判の所は、すごい先まで予約がいっぱいで取れないそうです。
技術があるか?金儲けで適当にやってないか?
マニュアルだけじゃあ、できません。

同じような体験をした人のほうが説得力もあり、実際の役立つ助けになる方法、具体案を提示できます。
幅広い視野や情報を持っていて、そういう具体的な事を
提示できるカウンセラーもいるでしょう。
そういう幅の広いカウンセラーは人気があると思います。

ただ、結局、解決するのは、自分だったりします。
他人はアドバイスくらいしかできません。

・神による心の癒し

私の人生は大変な事の連続です。求道者館のところにも証を載せましたが・・。
その後もいろいろあります。
当然、トラウマを負ってました。小学2年の時に心がガラスのように崩れ落ちました。
中央が細くなったりんごのような、いつ落ちてもおかしくない状態で、生きてきました。
カウンセリングや精神科などに通うこともできる状況でも無いです。
子供だし、そういう存在もわからなかったし、自分がひどい状況に置かれているのも麻痺して気づかないくらいで、
気づいても、通わせてはもらえなかったでしょう。
通っても解決になるとは、思いませんが・・。
私はトラウマと負った時、言葉を話すのをやめました。
クラスでは、いつも1人でいました。
小学2年から中学は喋らないようにしてました。

しかし、高校に入り、定めた時に自殺を決行しようとした時、イエス様が現れて、私の心に力強い平安を流し込んでくれました。
そういう神による心の癒しが存在します。

神様に祈って、主と交流して治るのが一番最善ですよね。
他人に心の中を引っ掻き回されなくて済みますし、お金もかかりません。

神様と仲良くなれば、自然と心に平安が入ってきます。
神様の臨在もあります。
私がお勧めするのは、信仰による癒しです。
まず神様を賛美して、神様を知ってください。

マタイ6:33
まず神の国と神の義とを求めなさい。
そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。 





・カウンセリングの実態!

私の場合、教会全体でカウンセリングの学びをしたことがあります。
カウンセリングって、要するに聞き役に徹する事で、
先生役は「うん・・・うん・・それで?」という、
沈黙に耐えられない人には、拷問のような時間です。

 相手がひたすら、あいづちだけの会話って、嫌じゃありませんか?
逆に聞いてなく、適当みたい。牧師に相談しても、そんな感じでは、話したくなくなる。

それで、こんなのがカウンセリングなのかぁ・・と思いました。
「世間では精神病を患い、病院に行く人も増えていると聞くけれど、
こんなんじゃ精神科行っても治るわけないよね」・・というのが
正直な私の感想でした。

教会でのカウンセリングに幻滅しつつ、
「まぁ、これは素人集団!プロは違うだろう」と思い、
ちょっとした悩みもあったので、精神科を見てみることにしました。

最初は白衣のガウンを着たお姉さん先生が普通に話を聞いて、
普通に返してくれる会話で、ただの会話・・・?と思っていたら、
「先生を呼んできますので、お待ちください」と言って去った。

「あれ?今のは先生じゃないのか?」と思ってたら、
そのうち先生らしき人が、とてもゆっくり入ってきた。
浮世離れしたその雰囲気に、私は絶句した。
「まさか・・・まさか・・・この人が先生?(なわけないよね。願望。)」
足はすり足なのかな?音を立てないでゆっくり歩いている。大柄で、目が半目というか
横線に半丸で表情がない。体も大きいので顔も大きい。
今まで見たことのないタイプの顔で、マンガみたいで、本当にこういう人がいるのか?と目を疑った。
スターウォーズは好きじゃないけど、昔、友人がチラッと見せてくれたヨーダ?
というようなものに似ているし、怪物くんのフランケンにも似てるかな・・?
髪の毛は無くて、なんかボコボコしていた。手術でもしたのだろうか?
「手術した病気の人?」という印象だった。
まるで、宇宙遊泳でもしているようなゆっくりな動きで歩いていた。

で、その人が前の席についた。先生だと理解し、内心驚いているのを隠し、平静を装った。
「どうしましたか?」と、天皇陛下と同じ口調と速さで話す。う〜ん。
とりあえず、さっきお姉さんに話したことを繰り返す。
すると「うん・・・うん・・・それで」・・というスタイル。やっぱりプロもこの方法か。
沈黙が重たくて、自分からさっさと話して、終わりにした。自己完結ですね。
こういう感じでやられたら、きついと思います。なので、私はカウンセリングって推奨しない。

たまたま近くにある所に行ったから、ダメだったんでしょうか?
ちなみにお客さんは私1人だけでした。すぐ入れるのも魅力・・と言っても、二度と行きません。
生涯、精神科という所には、もう二度と行くまいと思った出来事です。


教会やクリスチャンの団体で、カウンセリングをする所が増えていますが、聞こえてくる評判は良くないです・・。
高いお金を取るだけとって、精神をズタズタにされた・・という被害を聞いてます。

被害者の話だと、ほとんど全員が「そこにカウンセリングのことで関わり合いたくない」と言います。
表面では、「良くなりました。さようなら〜(直訳→もう結構です。)」という感じです。
でも、実際、良くなったわけではなく、「先生には内緒にしてね!」と
いろんなカウンセリングに通ってたりする人たちもいます。

カウンセリングは、よほどのプロでなければ、無理でしょう。



参考までに。
↓朝日新聞出版のAera2008.7.28の記事より。

対人恐怖症に悩んでいたヨウコさんが
広告を見て「カウンセラー」を訪ねたのは、20歳になった直後だった。
広告にはカウンセリング施設の名前が書いてあったが、
行き着いた場所は北海道北見市のキリスト教会で、カウンセラーはそこに住む牧師だった。
「お父さんに抱っこされた記憶はあるかい?」 
4回目ぐらいの面談で、牧師はそう聞くと、照明を豆電球だけに落とし、ヨウコさんを抱きしめた。
その半月後、ヨウコさんは牧師に求められ、性交渉を持った。
牧師であるうえ芸達者でさまざまな催しで活躍。学習塾の塾長などの肩書きもあり、信用していた。
 聖書への理解も深まらないうちに洗礼を受け、2ヵ月後には婚約の申し出を受けた。「頼れる人ができる」と舞い上がった。
「この関係は誰にも言ってはいけない」 
と牧師は、口止めした。いぶかしく思ったが、
「こんな私を認めてくれている」との思いから牧師への依存度は高まった。
半年ほど経つと、牧師は何人もの女性信者と関係を持っているとの噂が耳に入ってきた。
問いただすと、牧師はマッサージチェアに体を沈めたまま、
「うるさい、殺すぞ!」 
と怒鳴った。やがて、牧師は婚約を破棄した。
ヨウコさんは昨夏、教会を脱会。
元信者との交流を通し、牧師が20年ほど前にも複数の女性信者と男女問題を起こし、
教会が分裂していたことを知った。
また、脱会者のシホさんと話すうち、自分が牧師と婚約していた時期に、
シホさんとも関係していたことがわかった。
「異常な牧師についていったと思うと本当にやるせない」 
とヨウコさんは言い、
家族の悩みを相談するうちに関係を迫られたというシホさんも、
「拒絶すると神に背くことになると思わされていた」と話す。

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