生き地と成長の度合い 〜種蒔く人のたとえ〜


パンやお菓子などを作る時、生地が必要になります。
さて、あなたは、どんな生地でしょうか?
どんな生い立ち、環境、思考パターンで、育ってきましたでしょうか?
人生を構成してきたもの、影響を受けてきたものや考え方・・どんな生地か?で、出来上がりが、変わります。
良い生地ですか?悪い生地ですか?

どんな霊的環境でしょうか?

・・・私は、幸せな家庭環境で育ってなかったので、クリスチャンとしては、悪い、不利なほうの
生地、土台だったと思います。でも、どんなに悪くても、神の御言葉で変えることができます!

愛を受けてこなかったので、愛がわからない。好意を示されると、身構えてしまう、逃げる。
そんな冷たい土台でした。意地を張ることでしか、生きてこれなかった。強がることしかできなかった。
自暴自棄的でした。そんな私にも、聖書は、神は、愛を教えてくれます。

聖書のイエス様の例え話で、有名な「種を蒔く人」があります。
良い土地に落ちると、たくさんの実を結べる。でも、悪い地、不利な地、環境が良くない地だと、結ぶ事ができない!
・・これは、クリスチャン生活で、本当にそうですよ。

クリスチャンホームの人たちは、愛がある!品性がある!祝福されている!
聖書が常識、世間的な罪を犯さないように、幼い頃から教えられている!


・・・だけど、そういう中、環境で育ってない、囲まれてない人たちは・・?と、ある時、気付きました。
成長の早い人は、良い地です。

しかも土台があるので、早いだけでなく、崩れない。
崩れちゃう人は、土台がまだしっかりしてない。


成長が遅い人は、悪い地、不利な地です。
悪いイメージや、考え、情報があるので、不利です。

先に悪い情報があると、御言葉をすんなり受け入れにくい、疑ってしまう。恐れがある。
考え方も、態度も、乱暴、下品なのが、当たり前で普通だと、聞かされて、生きてきています。

それらを、御言葉で、清めて、除去する必要があります。土地改良ですね。
もしかしたら、先に、霊的環境にすでに生えている、別の悪い種の根っこの除去作業が必要かも知れません。

大変に感じたり、信仰的な劣等感を感じたりするかもしれませんが、
変化や学ぶ部分が、多くあります。

・・スタートが、良い地でなかったとしても、
良き神さまは、荒地で育った私たちをも覚えておられ、変えて、変化させて、
神さまの祝福、恵みを受け取るようにしてくださっています。

もちろん、良い地の人たちも、成長する必要がありますし、良い地ならではの悩みもある、と言う人もいますから、
共に、御言葉を成長させていきましょう!




マルコ
4:14種まきは 御言を まくのである。
 4:15道ばたに 御言が まかれたとは、こういう人たちのことである。
すなわち、御言を聞くと、すぐにサタンがきて、彼らの中に まかれた御言を、奪って行くのである。
 4:16同じように、石地に まかれたものとは、こういう人たちのことである。
御言を聞くと、すぐに喜んで受けるが、 4:17自分の中に 根がないので、しばらく続くだけである。そののち、御言のために 困難や迫害が起ってくると、すぐ つまずいてしまう。
 4:18また、いばらの中に まかれたものとは、こういう人たちのことである。
御言を聞くが、 4:19世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲とが はいってきて、御言を ふさぐので、実を結ばなくなる。
 4:20また、良い地に まかれたものとは、こういう人たちのことである。
御言を聞いて 受けいれ、三十倍、六十倍、百倍の実を 結ぶのである」。

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